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『女の子は、男子の純情が好きなのか』――メイド喫茶元オーナー・ヒロN式『脱・非モテ講座』第77回

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―「メイド喫茶元オーナー・ヒロN『脱・非モテ講座』」は、メイド喫茶元オーナー・ヒロN氏が、メイド服を脱いだ素顔の女の子と接して得たノウハウを非モテタイムズで教えるコラムです。―

さて、今回は、前回の記事『好き、嫌い、男子と女の子の違い【2】』のラストに紹介した以下の質問への答えです。

「僕は、この前、ある女の子に告白しましたが、他に好きなヒトがいるから。と断られてしまいました。それはそれで、仕方がない、と思ったのですが、その女の子の好きなヒト、というのが、とんでもない奴で、別につき合っている女の子が複数いるような奴なんです。僕は、彼女一途だったし、彼女と恋人になれたら、絶対に他の女の子と浮気をすることなどしません。どう考えても、そんな男が好きというのは、彼女のためになりません。どうして、女の子は、そういう間違った選択をするのでしょうか?教えてください」

旦那さんが浮気をして、奥さんが激怒。「もう浮気は二度としません!」土下座する旦那。なんて、ドラマやコントを見たことがあるでしょう。女の子は、男の浮気が大嫌い。

逆ももちろんそう。だから、複数の異性とつきあうなんて、とんでもない! そういう人間は、誠実じゃないし、僕は、あの子一筋! あの子を悲しませることなんて絶対しないぞ!っと。

昔むかしのマンガで「愛と誠」というのがありました。このマンガで有名なセリフが、ガリベンの岩清水という男子が、叫ぶセリフ。「岩清水ヒロシ!早乙女愛!僕は君のためなら死ねる!」これ結構、私、ヒロNが、中学生の頃に、流行語になったんですよ。

でも、岩清水ヒロシは、結局、ヒロイン、早乙女愛にふられちゃう。なぜなら、早乙女愛は、不良の主人公・大賀誠を愛してしまったから。大純情男・岩清水ヒロシ。残念な男だなあ。大昔のマンガの話は、ここまでにしときましょう。

さて、この質問の女の子、いろいろな女の子とつき合っている男子を好きになっているようですね。その男子が、具体的にどんな奴だかはわからないけれど、きっとモテ男なのでしょうね。モテオーラが出ていて、それに、女の子が惹きつけられているのかもしれない。

質問の男子は、気がついていないようですけれど、この話は、実に、教訓に満ちている。ここから女の子の性質というものがわかります。

それは、女の子が、必ずしも、「君ひと筋!」という男子の言動に感激しないということです。え? だって、女のヒトは、浮気が大嫌いで、浮気をする男に激怒するじゃない!何言ってるの? このヒロNというおやじは? おかしいぞ! と思うヒトもいらっしゃるかもしれません。でもねえ、本当のことです。

ヒロNの経験から言うと、岩清水みたいな男子の思い込みは、女の子に通じないことが多い。中には、そういうことが通じる子もいるかもしれませんが、僕の知る限りではいなかったなあ。もちろん、恋愛したり、エッチしたりした「彼氏」や「旦那」に対しては、すぐやきもちを焼くし、浮気は絶対許さないというケースが多いのですが、じゃあ、「僕は君一筋です。僕は絶対に浮気しません!」という純情男子だから好きになるかというと、そうでもないのです。

むしろ、いろいろな女の子に囲まれていて、いろいろな女の子と恋をしたけれど、その中で、やっぱり、お前がいいんだ。お前を選んだんだ。と言われたい。女の子は、そういう状況の方が燃えるみたいです。だから、いろいろな女の子に囲まれて、もてる奴は、いよいよもてて、もてない男子は、いよいよもてない。こんな現象が起きるんですね。

「君一筋!オレは絶対浮気はしない!」なんてことは、その子を彼女にしてから言うべきセリフなんであって、彼女にする前に言うセリフではない。むしろ、「いろいろな女の子と付き合ってきたけど、やっぱり君が一番好きかもしれない」と、他の女の子とも付き合いそうな気配まんまんのほうが、女の子は、ほっとけない気持ちになる。追っかけたい気持ちになる。

「そんなあ、他に付き合っている女の子なんていないし、そんなアテもないし」という男子が大部分でしょう。だって、非モテなんだから。でも、せめて、演出でもいいから、そういう雰囲気を出すくらいのことをした方がいいですよ。男子の純情は、モテ要素じゃない。これは、覚えておいた方がいい。

さて次回は、

「僕の好きな女の子は、可愛くて、いろいろな男子から告られています。その中で、なんとか、彼女に僕を選んでほしいのですが、どうしたらいいですか?他の男子より、自分をうまくアピールできる方法を教えてください!」

ということで、彼女のキャラクターもわからず、彼のキャラクターもわからずという、この状況で、僕に何が言えるというのでしょう。でも、ちょっと取り上げてみたい。次回はこれで。

(ヒロN)

※ヒロNさんに相談したいお悩みがございましたら、下のコメント欄からどしどしおよせください!(非公開にしたい人はそのように付け加えてくださいね)

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ヒロN
コラムニスト。コピーライター。プランナー。1958年生まれ。生物学的にはおっさんですが、精神年齢的には、中学生程度です。2005年から2008年 までメイド喫茶を経営。その経験を活かし、「女の子の取扱い説明書」なる本を書きました。著書「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」「男 のダイエット」「脱力系シニアライフのすすめ。」(いずれも無双舎刊)

・ヒロN氏のブログ 「ヒロN式!

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