mixi、 GREE、モバゲーなど無料で会員登録をし、楽しめる、いわゆる「SNS」。
簡単な登録一つで気軽にコミュニケーションを図ったり、ゲームが無料で楽しめたりなど、若者から年配の方と幅広く親しまれています。
先日、SNSの中でも大手のmixiが12月1日に新しい機能を展開したものの、すぐにそのサービスを停止しました。その新機能は、「メールアドレスでマイミク登録」という、メールアドレスでユーザーを検索できるというものでした。多くのユーザーから「検索されたくない」と猛反発を受けたのです。
一部の人達には、こっそり楽しんでいることがバレてはたまらない、という感情があったのではないでしょうか。
何を楽しんでいたのか。
出会いだったのかもしれません。
■なぜ隠れて SNSサイトに登録するのか。
共通の友達を作る、ゲームを楽しむ、など人それぞれのSNSの魅力があるでしょう。
その中で、異性との出会いを期待できることもSNSサイトの魅力の一つと言えます。もちろんSNS側は「出会い」を目的としていると掲げているわけではありません。むしろ取り締まるという姿勢を見せています。「出会い」をススメていては、SNS自体が、時々メディアを騒がせるSNSを介した犯罪を促進していると受け取られかねません。
ですが、出会おうとする人達はいます。その中には、倫理上、出会ってはいけない人達も含まれていることでしょう。
彼女や奥様などに隠れて登録している人もいるのかもしれません。何を浮気と呼ぶのかは人それぞれですが、何にせよ、やましいことに変わりはありません。
■プライバシーを守りたい、という両極端なリア充と非モテ
メールアドレスで検索されたくない人たちの、「プライバシーを守りたい」、という大義名分はもっともらしく聞こえます。もちろん、匿名でのネット上に限る交流を楽しむ人も少なくないはずです。
しかし、その交流の目的が、社会倫理に反するカラダの交流だった場合、新機能への反発の度合いも、そうでない人と比べて強いのかもしれません。
mixiの新機能への反発は、様々な思惑によって行われたと言えましょう。mixiは、社会規範を破ろうとたくらむ人たちに負けたのかもしれません。
また、奇妙なことに、浮気目的のミクシィユーザー達も、匿名でオタク的に交流したいユーザーも、結果として同じように新機能に反発したことになります。
非モテ的に楽しんでいた人達と、リア充的に楽しんでいた人達が手を取り合った結果だとも言えるでしょう。
(ライター:亜衣美 編集:非モテタイムズ編集部)
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亜衣美 フリーライター。1991年生まれ 沖縄県出身、現在埼玉県在住。
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