―ネット上での赤裸々な恋愛の悩みや告白を紹介し、真剣に恋愛について考えるシリーズ企画『非モテ自身』。今回は「同棲からの結婚」についての話題です。―
独断と偏見ですが、男性にとって非モテ女とは、彼氏がいない女性ではありません。恋愛相手として交際をしたくない女性のことを指します。
しかしながら、そういう女性にも恋人ができるもので、これが男性の非モテとは違う不思議なところです。
はてな匿名ダイアリー『好きな人とずっと一緒にいたいから』(参考リンク参照)では、同棲3人目にしてようやく結婚した女が、結婚について激白しています。
「夫のほうは家政婦が格安で雇えたってノリだったようで。「なんで、お前、俺と結婚したの?」と聞くので「ずっと一緒にいたいからだよ」と答えたら絶句されました。なんでだよー。他に理由なんかあるかい。」
確かに、夫となる男性とずっと一緒にいたい、永遠に愛している、と思えるのは幸せなことかもしれません。
しかしながら、男性もそう考えているとは限りません。
告白者の女性は「恋愛バカ」であると本人も認めていますが、残念ながら「結婚=恋愛」ではありません。恋愛の延長上に結婚があるわけでもなく、結婚は、恋人同士で同棲することとも全く異なります。
告白者の女性は3人の男性と同棲し、夫はその最後の相手だったそうですが、絶句したことからも分かる通り、彼のほうは必ずしも「結婚を必要とはしていなかった」様子です。
ここが非モテ女性のポイントなのです。男性の気持ちがまだ確立していない間から、自分の中では結婚に対する期待や、相手への愛情を掻き立て、煽ってしまうのです。「この人と永遠に結ばれる!!」と自分自身で決めてしまい、勝手に盛り上がるのです。
もちろん、男性からは「面倒くさい女」としか映りません。気軽な恋愛相手にしておくには一途に尽くしてくれるし、浮気はしない…と都合のいいことばかりなのでピッタリですが、深入りすると思い込みが激しく、なかなか関係を終わらせることができない、難しいタイプなのです。
そんな風に盛り上がり、例え結婚したとしても、夫はいつか女性の情の厚さや一途さに飽きてしまうかもしれません。嫌になったら別れればいい、位に思っている可能性もあり、飽きたら浮気をすることだって考えられます。
結婚に夢を抱くのもいいですが、もう少し冷静になり、男性の気持ちも考え、もっと広い視野を持って2人の関係を見なくてはいけません。そうでなくては、思い込みの激しい、面倒くさい非モテ女として、恋愛相手としては、避けられてしまいます。
(松田)
非モテタイムズのツイッターをフォローしてかかさずチェックしよう!
(関連リンク)
好きな人とずっと一緒にいたいから
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
(参考リンク)
彼氏と連絡がとれない
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
■あなたにオススメの記事!